投資信託の選び方:米国一択のリスクと分散投資のメリットとは?       

資産運用

初心者が気をつけたい「投信選び」!米国株偏りのリスクとは?

こんにちは!投資初心者の味方、みずポンです!

突然ですが、みなさん、「投資信託を始めてみた!」なんて声、最近よく聞きませんか?特に社会人デビューしたばかりの20代のみなさんは、「将来に備えて資産運用を始めなきゃ!」と思い立った方も多いのでは?

米国株がすごいって聞いたし、とりあえずアメリカに投資しておけば安心でしょ!
なんて勢いで投信を選んでいませんか?

確かに米国株は人気が高く、過去のパフォーマンスも抜群。でも、投資信託を1~2本だけ持ち、しかも米国株に偏りすぎていると、実はリスクも高くなるんです!

この記事では、日経新聞(2024/12/14)でも取り上げられた、初心者がやりがちな「米国株偏り問題」と、そのリスクについて、わかりやすく&ちょっとユーモアを交えながら解説していきます!

えっ、自分やばいかも…?」と思ったあなたも大丈夫!この記事を読めば、投資信託の選び方がグッと賢くなりますよ!

投信の半分が「1~2本持ち」!?初心者が陥りがちなワナとは?

投資信託を持っている個人の半数以上が、たった1~2本だけしか持っていない、というデータがあるんです。これ、けっこう驚きですよね。でも、さらに驚くのがその内容。実は、その多くが米国株に偏っているんです。

「えっ、どうしてみんな米国株なの?」
理由はシンプル。

NISAが話題になり、投資先はユーチューバーや有名人、TVや雑誌でオルカンS&P500が大々的に推され「アメリカの株、なんか儲かりそう!」っていうイメージが浸透したからです。

みなさんも、こんなキーワードを聞いたことありませんか?

  • S&P500:米国を代表する500社の株価に連動する投信
  • オールカントリー:世界中の株式に分散投資できる投信
  • NASDAQ指数:アメリカのIT企業がズラリと並ぶ指数

「米国株=儲かる」って思うのも無理はありません。過去10年間、オルカンやS&P500は右肩上がり!GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)やテスラみたいな企業がぐんぐん成長していて、「アメリカ強すぎ!」って感じですよね。

米国株が「強い」「すごい」「間違いない!」と言われるのには、確かに理由があります。その理由の一つは、ここ数年の低金利政策や、ITバブル的な盛り上がりです。

でも…ここで注意。投資初心者がハマりがちな問題があるんです。それは「偏りすぎ問題」!

「米国一択」のリスクとは?慎重に投資しよう!

米国一択はリスクが低くありません。

それは、

経済の状態は永遠に同じではないからです!


金利が上昇したり、米国経済が減速したりすれば、これまでの「黄金時代」はあっという間に変わる可能性があります。


例えば、こんな未来が待っているかも…?

🚨 ケース1:金利上昇の悪夢

低金利政策が終わり、金利が上がるとどうなるか?

  • IT企業の多くは借金をして成長を続けています。金利が上がれば、その返済負担が増大!利益が減る可能性があります。
  • 結果、株価は下落…。

🚨 ケース2:米国経済が減速

  • 景気後退や失業率の上昇がニュースになると、投資家は「やばい!」と米国株を売ります。
  • 株価はズルズルと下がり、「あれ、儲かるはずじゃなかったのに?」となるかもしれません。

ケーススタディ:分散投資で安心感をプラス!

では、具体的に「分散投資」がどれほど重要かを見ていきましょう。
AさんとBさんの投資スタイルを比較してみます。

👨‍💼 Aさん:全財産を米国株の投資信託に投入

  • 投資先:米国株100%
  • 結果:米国株が-10%の下落で、資産も-10%のダメージ!

👩‍💼 Bさん:米国株50%、日本株30%、新興国20%のバランス型

  • 投資先:米国株50%、日本株30%、新興国20%
  • 結果:米国株が-10%でも、日本株が+5%、新興国が+3%なら、資産全体で-2%程度の影響に抑えられる!
投資スタイル米国株下落の影響他地域の回復効果合計影響
Aさん-10%±0%-10%
Bさん-5%+3%-2%

分散投資だと、米国株が下がっても、他の地域がカバーしてくれる可能性が高いんです!

これが安心感のある投資の力です。


「偏りすぎ」を防ぐ3つのステップ

初心者が投資信託を選ぶとき、「米国一択」にしないためのポイントを押さえましょう:

  1. 全世界株式型やバランス型を選ぶ
    → 複数地域や複数資産に投資できる商品を選べば、自然と分散が進みます。
  2. 投資割合を考える
    → 「米国株100%!」ではなく、「米国50%、他地域50%」といった形でバランスを取るのがベスト。
  3. 長期目線で考える
    → 短期的な利益を追わず、10年、20年後を見据えた資産形成を意識しましょう!

みずポンのひとことアドバイス

投資は、ポケモンバトルと同じ!
「最強の1匹(米国株)だけに頼る」よりも、「タイプの違う仲間をそろえる」ほうが勝率は上がりますよね!

投資信託も同じ。「偏りすぎず、多様性を持たせる」ことが成功への第一歩です。焦らず、じっくりとバランスの取れた資産運用を目指しましょう!

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